2019年2月23日(土)

仏大統領選 1位オランド氏、2位サルコジ氏 決選投票へ
5月6日

2012/4/23付
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【パリ=竹内康雄】22日に実施したフランス大統領選挙の第1回投票は、即日開票の結果、社会党のフランソワ・オランド前第1書記(57)が首位となり、2位に現職のニコラ・サルコジ大統領(57)が入った。過半数に達した候補がいなかったため、新大統領は5月6日の決選投票で選出される。オランド氏が逃げ切り、17年ぶりに左派系大統領が誕生するかどうか、3位以下の候補の支持票の動きが焦点となる。

仏大統領選第1回投票ではオランド氏が1位、サルコジ大統領が2位となった

仏大統領選第1回投票ではオランド氏が1位、サルコジ大統領が2位となった

仏内務省の開票結果(海外投票分など除く)によると、得票率はオランド氏が28.63%、サルコジ氏が27.08%で、3位は極右・国民戦線のルペン党首で18.01%、4位は極左・左派戦線のメランション党首が11.13%を獲得した。

この結果、第2回投票(決選投票)はサルコジ氏とオランド氏の一騎打ちとなることが決まった。仏調査会社Ifopが22日公表した第2回投票での投票行動に関する世論調査では、オランド氏が54.5%、サルコジ氏が45.5%の支持率を得ており、現状ではオランド氏が優位に立っている。

トップで第1回投票を通過したオランド氏は投票終了後、「私は変革を求める者たちの候補者だ」と支持者にあいさつ。「サルコジ氏はありとあらゆる手段を使い、追い上げてくる。5月6日も勝利が欲しい」と気勢を上げた。

一方、巻き返しを目指すサルコジ氏は「私の下にいま一度集結してほしい」と呼びかけた。注目される3位以下の票の動きを巡っては、一部の有権者がサルコジ氏支持に回るとの見方もある。ただ、ルペン氏は「サルコジ氏には投票しない」と明言。メランション氏も「サルコジ氏と戦う」と右派への対抗心をあらわにし、オランド氏支持をにじませた。

1958年からの第5共和制で、再選を目指した現職大統領が第1回投票で1位になれなかったのは初めて。2007年に就任したサルコジ氏は、失業対策などの生活向上策で目立った成果を上げられなかったとの批判が強く、社会党や極右に支持が流れた。

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