米サイバー対策に暗雲 個人情報収集問題の余波で
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米国家安全保障局(NSA)がインターネット上などで個人情報を大量に収集していた問題の余波が、同国のサイバー対策にも及ぶ可能性が出てきた。被害を防ぐための官民による情報共有促進案に対し、プライバシー保護を理由に慎重論が拡大している。
米政府は中国などからのサイバー攻撃をテロと並ぶ安全保障上の脅威と見なし、今年に入ってから対策に本格的に着手。今年2月には、これまで軍需企業に限っていたサイバー攻撃などに...
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