ノルウェー銃乱射、死者80人 オスロ爆弾と連続テロか
10代若者が多数犠牲に 乱射現場で極右とつながる男逮捕

2011/7/23付
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ノルウェー南部のウトヤ島(左)で銃乱射事件。オスロでは爆弾テロが起きた

ノルウェー南部のウトヤ島(左)で銃乱射事件。オスロでは爆弾テロが起きた

【ロンドン=欧州総局】ノルウェーの首都オスロの北西部にあるウトヤ島で22日、警官の制服を着た男が与党労働党の青年部が開いていたキャンプに乱入、銃を乱射した。同国警察は少なくとも80人が死亡したことを明らかにした。数時間前にはオスロの官庁街で大規模な爆弾テロがあり、首相官邸が入るビルなどが損壊。少なくとも7人が死亡した。当局は連続テロとみて調べている。


ロイター通信などが報じた。ウトヤ島での銃乱射では集会に参加していた10代の若者が多数犠牲になった。警察は「さらに死者が増える可能性がある」と話した。銃を乱射した男は現場で逮捕された。男はノルウェー人で32歳のアンネシュ・ブレイビク容疑者。地元テレビ局は、同容疑者が極右とつながりがあると報じており、警察当局は同容疑者のアパートを家宅捜索したもようだ。


犯行の動機などは現時点では不明。ただ23日に同国のストルテンベルグ首相が集会に出席する予定だったため、首相を狙ったテロの可能性もある。警察はウトヤ島内でも爆発物を発見しており、銃を乱射した男が爆弾テロにも関係しているとみて捜査している。

ストルテンベルグ首相は両事件についてテレビで演説し、「誰も爆弾や銃撃で我々を沈黙させることはできない」とテロとの対決姿勢を鮮明にした。日本人の被害情報は今のところ確認されていない。

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