首相候補にアシュラフ氏 パキスタン与党が絞り込み

2012/6/22付
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【イスラマバード=共同】パキスタンのギラニ首相失職を受け、同国下院は22日、首相選出投票を実施した。3人が立候補していた連立与党第1党のパキスタン人民党(PPP)が同日までに情報技術相のペルベズ・アシュラフ氏(61)に候補を絞り込んだ。

連立与党第2党のパキスタン・イスラム教徒連盟クアイディアザム派の幹部も22日午後、アシュラフ氏の支持を表明。両与党の議席だけでも下院の過半数に達するため、同氏が新首相に選出される公算が大きくなった。

アシュラフ氏は選出投票前に地元報道陣の取材に応じ、慢性的に続いている国内の電力不足が「最大の問題だ」と指摘した上で、「神のご加護があれば統制できると思う」と語った。

ザルダリ大統領は当初、次期首相候補としてPPPの繊維相シャハブディーン氏を指名したが、捜査当局が21日、製薬会社の不正事件に関与した疑いで逮捕状を取ったため、同氏は出馬を辞退。PPPのもう一人の立候補者カイラ情報放送相も出馬を辞退した。

パキスタン最高裁は19日、汚職などの罪に問われているザルダリ氏の裁判をめぐり、ギラニ氏が、法廷侮辱罪で有罪判決を受けた4月26日時点で議員資格を失い、首相職も失ったと発表。選挙管理委員会は今月19日にギラニ氏の議員資格剥奪を通知した。

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