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ウクライナ、衝突で2人死亡 混迷深める

【モスクワ=共同】ウクライナ検察当局は22日、野党勢力と治安部隊の衝突が続く首都キエフで、野党側とみられる男性2人が死亡、ともに銃で撃たれていたことを明らかにした。インタファクス通信が伝えた。ヤヌコビッチ政権が欧州統合路線を棚上げしたため昨年11月から断続的に起きている衝突で初めて死者が出たことで、情勢は一層混迷を深めた。

在キエフの米大使館は同日、野党勢力に不当な武力を行使した人物らを対象に、米国への入国査証を取り消す制裁を導入したと発表した。ヤヌコビッチ政権幹部が事実上の対象とみられる。ウクライナ情勢への米国の関与を嫌うロシアの強い反発が予想される。

検察によると22日朝、胸と頭部に銃撃痕がある男性の遺体が中心部で発見された。意識不明の別の男性も路上で発見され、間もなく死亡が確認された。2人目の男性も銃で撃たれていた。検察は治安当局による発砲とは確認していない。

野党第1党「連合野党・祖国」幹部のヤツェニュク氏ら野党側指導者は22日、ヤヌコビッチ大統領と緊急に会談し対応を協議。欧州連合(EU)のフューレ欧州委員も24日にキエフを訪れ、政権や野党側と話し合う。

ヤヌコビッチ政権は昨年11月のEUとの首脳会議で、自由貿易を柱とする連合協定調印を見送った。一方でロシアのプーチン政権から150億ドル(約1兆5600億円)相当の支援を受け取り、ロシアとの協力に重心を移したため、街頭抗議が越年で続いていた。

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