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ロシア、LNG10万トン緊急支援 副首相表明

【モスクワ=石川陽平】ロシアのセチン副首相は22日、東日本大震災でエネルギー不足が懸念される日本を支援するため、10万トンの液化天然ガス(LNG)を緊急輸出したと表明した。「エネルギー分野での長期的、戦略的協力の発展に向けた提案をした」と述べ、チャヤンダなど東シベリアの大規模ガス田2カ所の開発への日本企業の参加を提案したことも明らかにした。

セチン副首相は原油に関しては、2010年に910万トンだった日本への輸出量を11年は倍増できると語った。日本とロシアのエネルギー協力について、22日に開いた日本の河野雅治駐ロ大使との会談で協議した。会談後、セチン副首相は記者団に「(LNG緊急輸出のための)タンカーはすでに日本に向かっている」と指摘。「日本の提案があれば、さらに需要を満たせる」と強調した。

開発への参加を要請したのはロシア有数のガス田のチャヤンダ(確認埋蔵量1.2兆立方メートル)とコビクタ(同2兆立方メートル)。「生産や輸送、加工、販売などで全面的協力を提案している」と述べた。ロシア側は日ロが事業化協力で合意した極東ウラジオストクのLNG基地の建設計画に、両方のガス田から天然ガスを供給できるとしている。

会談では石油や石炭、電力分野での協力や対日供給の拡大もテーマになり、ロシア側は次官級の共同作業グループの設置を提案した。石炭分野について「(東シベリアの)エリガ炭田などが共同プロジェクトの基盤になる」と述べた。

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