警察を解体、1000人解雇 汚職撲滅でメキシコ南東部

2011/12/22付
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メキシコ南東部ベラクルス州の州政府は21日、最大都市ベラクルスとその近郊を担当する警察組織を解体し、所属する警察官900人と事務職員100人の全員を解雇した。汚職への関与が疑われる警察官を排除するため、全国で始まった警察改革の一環という。ウニベルサル紙(電子版)などが伝えた。

麻薬密輸組織が勢力を拡大し治安が悪化しているメキシコでは、麻薬組織との癒着が発覚して当局者が処分されるケースが後を絶たないが、人口約60万人の都市部を管轄する警察そのものが解体されるのは極めて異例。治安維持のため現地には海軍が投入された。

州政府が新たな警察組織を編成する。今回解雇された警察官らもあらためて応募できるが「より訓練され、やる気がある」(州政府広報官)人材を採用するという。

ベラクルス郊外では9月、麻薬組織の構成員とみられる35人の遺体がトラックの荷台に乗せられて路上に放置されているのが見つかった。組織間の抗争で殺害されたとみられている。(ロサンゼルス=共同)

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