2019年1月23日(水)

IMFがドル安を指摘 通貨安競争は「誇張」

2013/2/22付
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【ワシントン=共同】国際通貨基金(IMF)は21日公表した世界経済の現状に関する報告書で、インフレ率など考慮した実効為替相場では「米ドルはやや切り下がっている」と指摘した。最近の外国為替市場では円安・ドル高が進んでいるが、他の通貨の動向と比較してみるとドルは下落していると分析。円安の進行が通貨引き下げ競争を引き起こすとの懸念については「誇張されている」とした。

「これまで円はやや過大評価されていた」とも言及。最近の円安は日銀の金融緩和だけでなく、欧州債務危機が小康状態にあることなどが影響していると指摘。リスク回避のため安全資産としての円に資金が集中していた市場の状況が変化しているとした。為替相場全体は「経済実態やリスク認識の変化を反映している」とおおむね適正だとした。

日銀が大胆な金融緩和方針を打ち出したことに関しては「方向は正しいが、一段と強力な関与とより効果的な市場との対話が必要だ」と提言。国債など資産購入の大幅な拡大などの「強い行動を伴うべきだ」とした。

報告書は、15~16日にモスクワで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に提出された。

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