/

サムスン特許侵害訴訟、賠償金1割減額 米地裁

米アップルが韓国サムスン電子による特許侵害で10億5千万ドル(約1060億円)の巨額の賠償金を勝ち取った訴訟で、金額を計算し直す再審理が21日、終了した。米カリフォルニア州連邦地裁で、陪審はサムスンに対し、従来より約1割の減額となる9億3千万ドルの賠償を命じた。金額は減ったが、サムスンの特許侵害による大規模な被害を引き続き認めている。

争点となったのは、指でつまむように画面を操作することで表示の大きさを変えられる機能の特許。アップルがスマートフォン(スマホ)「iPhone」とタブレット(多機能携帯端末)「iPad」などに採用しており、サムスンの侵害による被害の程度が議論された。

今回の裁判では昨年出た10億5千万ドルの賠償命令のうち、6億4千万ドルの侵害については認めた上で、残りの侵害額を再算定した。裁判ではアップルが約3億8千万ドルの賠償金上乗せを主張したのに対し、サムスンが認めたのは5200万ドルのみだった。

サムスンは自社製品が売れた主な理由は画面の大きさや割安感であり、アップルの特許の要素は小さいとの主張を展開。アップル側は技術革新の困難さと重要性を訴えた。

結果として2億9千万ドルの追加の侵害が認められ、金額は減ってもアップルの主張が大筋で認められた格好。来年1月末には審理後の異議申し立ての聴聞があり、サムスンの対応が注目される。

(シリコンバレー=兼松雄一郎)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

企業:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン