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カリフォルニア州立大、新入生受け入れ凍結 財政難

【ニューヨーク=蔭山道子】米カリフォルニア州立大学は20日、来年1月に始まる春学期の新入生の受け入れをほぼ凍結する方針を明らかにした。州財政の悪化で補助金が減っているため。米国留学を検討する日本人学生などにも影響を与えそうだ。

同大は例年、1月に始まる春学期には編入生を中心に1万6千~1万8千人を受け入れてきた。だが来春の受け入れは州内の公立2年制大学から編入生数百人に限る。補助金の削減が続く場合は「9月開始の秋学期でも受け入れる学生数の削減を検討する」(広報担当者)という。

受け入れ凍結のきっかけは、同大が2011年財政度(11年7月~12年6月)に州政府から受ける補助金が約20億ドルと、前年度比で27%減少したことだ。同大は授業料引き上げなどを模索しているが、費用圧縮には受け入れ凍結が不可避と判断した。

同州のブラウン知事は、州財政健全化へ増税を提案中。増税案が実現すれば新入生受け入れ再開につながる公算だが、州の住民は大学の門戸開放か増税回避かの選択を迫られている格好だ。

CSUは全米最大級の規模を持つ公立大学。カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校など23のキャンパスを置き、在校生総数は41万人を超える。

同州の公立大学にはカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などが属するカリフォルニア大学(UC)もある。州からの補助金減をふまえ、UCも受け入れ学生数の削減を視野に入れていると米メディアは報じている。

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