米、ガソリンへのエタノール混合見直しも トウモロコシ干ばつ

2012/8/21付
保存
共有
印刷
その他

【ワシントン=中山真】米環境保護局(EPA)は20日、ガソリンにエタノールを混ぜることを義務付けた規制を見直すことの検討に着手した。干ばつ被害が拡大してエタノールの原料であるトウモロコシ価格が高騰、飼料用にトウモロコシを使う畜産業者などが見直しを求めていた。ただ、規制見直しの効果を疑問視する声もあり、最終的に規制が撤廃されるかは不透明だ。

EPAの見直し検討は、畜産業者が多いアーカンソー、ノースカロライナ両州知事の申し立てを受けた措置。米メディアによるとEPAは申し立てを受理してから90日以内に規制を見直すかどうか判断する。申し立てた側は義務付けが経済などに深刻な影響があることを証明する必要がある。

米政府は外国産の原油輸入への依存度を引き下げることなどを目的に、エタノール燃料の使用量を増やす方針を掲げる。2011年には全米で生産するトウモロコシの約38%をエタノール向けに消費した。

初割実施中!無料期間中の解約OK!
日経電子版が最長2月末まで無料!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]