サイバー攻撃で米中緊張 中国当局の関与疑う
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【ワシントン=中山真】米国企業を狙ったサイバー攻撃が相次ぎ、オバマ政権は中国政府や人民解放軍の関与への疑いを強めている。中国は完全否定を崩さないが、米政府内では厳重な警戒の対象を民間企業に広げるなどの対抗策が浮上している。米中両国は海洋の安全保障などで摩擦を抱え「サイバー空間」でも緊張が高まっている。
「軍を含む中国側高官に最高レベルのルートで懸念を伝えてきた」。カーニー米大統領報道官は19日の...
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