2019年2月18日(月)

[毎日経済]韓国は人口急減へ備え急げ

2012/6/21付
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(2012年6月20日付 韓国・毎日経済新聞)

統計庁の推定によると韓国の人口は今月23日に5千万人を超える。「地球村」では25番目だ。人口は国力の最も基本的な尺度となる。1960年の2500万人から半世紀で2倍に増えて、世界15位の経済大国になることができた。

だが将来には懸念がつきまとう。世界で最も速く老いゆく国と数えられるからだ。国連は2050年の世界の全人口の年齢中央値は38歳で現在の29歳より9歳高くなると展望する。同じ期間に韓国は38歳から56歳へ18歳も上昇する。

韓国で女性1人が一生に産む子供の数の平均は1.2人にすぎない。英国は出生率が5人から2人に下がるまで130年間かかったが、韓国は20年間だった。韓国の人口は30年に5216万人に達するが、低成長シナリオなら60年には3400万人となる。来世紀初には1千万人を切り韓民族は消滅の危機を迎える。

人口が急減すれば経済は際限ない不況の沼に陥る。財政が破綻し国防もままならず、国家存立の基盤が崩れる。人口が20%増えた過去15年間に世帯数は81%増え、すでに4世帯のうち1世帯は独り暮らしだ。60年には生産年齢人口10人が老人8人と子供2人の責任を負うことになる。

手遅れとなる前に発想を大転換し、根本的な改革に着手しなければならない。未来に向けた戦略には次の5つの要件が欠かせない。まず人口を維持する水準まで出生率を引き上げる総合対策を立てるべきだ。重い養育費と教育費の負担をどう分担するか、新たな仕組みが必要となる。

2番目に必要なのは、外国の若い人材を積極的に受け入れる開放的な文化と移民政策だ。日本のように外国人受け入れに消極的になれば、経済はもちろん国家と民族は衰退するしかない。3番目は財政の健全性だ。財源も無いのに福祉支出を増やせば、将来は借金で身動きが取れなくなる。

4番目は教育。生涯学習の体制を構築し高度な知識産業を導く人材を育てるべきだ。5番目として、高い成長が見込める新たな分野への投資が求められる。

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