多国籍軍、リビア攻撃を続行 米戦闘機が空爆
米統合参謀本部議長「作戦は成功している」

2011/3/20付
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中東の混乱とリビア情勢の推移
1月14日チュニジアのベンアリ大統領が退陣要求デモ拡大を受け亡命
25日エジプトでデモ始まる
2月11日エジプトのムバラク大統領が辞任
14日バーレーンでデモ始まる
15日リビア北東部ベンガジで反政府デモ始まる
20日ベンガジを反体制派が制圧。首都トリポリにデモ波及
22日カダフィ大佐が退陣拒否
25日トリポリで政権側がデモ隊に発砲
26日国連安保理がリビア制裁決議
3月5日リビア反体制派が唯一の正統政府として「国民評議会」を正式結成
11日欧州連合が首脳会議でリビア反体制派を交渉相手に特定
17日国連安保理がリビア上空に飛行禁止区域を設定する追加制裁決議採択
19日米英仏軍などがリビア空爆

【パリ=古谷茂久】米国、英国、フランスなどで構成する多国籍軍は20日、リビアへの軍事攻撃を続行した。米海兵隊に所属する複数のAV8Bハリアー戦闘攻撃機が、リビア政府軍の地上部隊や防空施設を空爆した。仏軍高官は20日、仏AFP通信に対し、仏軍による攻撃は20日午前も続行していることを明らかにした。

マレン米統合参謀本部議長は米テレビで「作戦は成功している」と述べ、リビア上空の飛行禁止区域の設定に成功したと述べた。

共同作戦名は「オデッセイ(冒険)の夜明け」。攻撃の第1陣として仏軍の戦闘機が19日夕、カダフィ政権側の軍事車両を空爆。米英海軍が艦船から巡航ミサイル「トマホーク」110発以上を発射した。

オバマ米大統領は「限定的な軍事攻撃」の開始を宣言、ジュペ仏外相は「攻撃は数日続く」との見方を示した。

カダフィ大佐は19日、国営テレビで「(欧州がイスラムに侵攻した)十字軍の侵略だ」と非難。「地中海は戦場と化した」と徹底抗戦を宣言した。

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