日本抜きでTPP妥結も NZ首相、市場開放迫る

2014/6/20付
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【ワシントン=共同】ニュージーランドのキー首相は19日、米首都ワシントンで講演し、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉で日本が農業関税で高い水準の自由化に応じなければ、日本抜きで妥結すべきだと表明した。

キー首相は「望ましいのは日本と一緒に妥結を目指すことだ」とも発言。重要農産品の関税を守りたい日本に対し、一段の市場開放を迫った。

ニュージーランドの関心が高い日本の乳製品市場の開放では「自分が米酪農業界の一員であれば、米大統領に関税撤廃を目指すよう求めるだろう」と強調。米業界と協力して日本に圧力をかける姿勢を示した。

キー首相は「日本は農業の改革が必要で、安倍晋三首相も理解している」と指摘した。日本がTPPの好機を逃した場合は「中国にやられてしまうだろう」と警告した。

米議会でも、日本抜きのTPP妥結を訴える意見が広がっている。米下院で通商政策を担う歳入委員会のキャンプ委員長(共和党)は19日、「農業関税を撤廃しなければ、日本と共にTPPを推進できない」と語った。

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