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インテルのオッテリーニCEOが13年5月退任

【シリコンバレー=奥平和行】半導体世界最大手の米インテルは19日、ポール・オッテリーニ社長兼最高経営責任者(CEO、62)が2013年5月に退任すると発表した。インテルはパソコンのMPU(超小型演算処理装置)で最大手だが、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)市場などの急拡大で業績に陰りが見られる。新市場への対応が次期トップの課題になる。

オッテリーニ氏は1974年にインテルに入社。社長兼最高執行責任者(COO)を経て05年にCEOに就任した。同日の声明でオッテリーニ氏は「インテルでほぼ40年、CEOとして8年を過ごし、当社のかじ取りを新しい世代に委ねるときが来た」と述べた。

アンディ・ブライアント会長は「オッテリーニ氏はインテルの5代目のCEOとして、難しい時期に会社運営を担った」と話した。取締役会は今後、社内外の候補者から後任を選ぶとしている。インテルは同日、ブライアン・クルザニッチCOOら3人の幹部を主席副社長に昇格させており、同氏らが後継候補とみられる。

インテルはオッテリーニ氏の在任中に年間売上高を388億ドル(約3兆1500億円)から540億ドルに拡大し、半導体世界一の地位を固めた。だが、ここにきてスマホやタブレット(多機能携帯端末)の市場が急拡大。インテルはこうした分野で出遅れており、景気後退の影響も受けて7~9月期は四半期ベースで3年ぶりの減収減益になった。

オッテリーニ氏は11年に独インフィニオン・テクノロジーズから携帯向け通信用半導体部門を買収、12年にはスマホ向けのMPUの出荷を始めた。スマホなどへの取り組みは始まったばかりで、今月9日には終値ベースの時価総額で初めて、携帯向け半導体最大手の米クアルコムに抜かれた。

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