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イタリア、原発再開を事実上断念 凍結を無期限延長

【ジュネーブ=藤田剛】イタリア政府は19日、原子力発電所の再開を当面断念することを決めた。福島第1原発の事故を受けて3月23日に再開計画を1年間凍結することを決めたが、これを無期限に延長する。ANSA通信が伝えた。6月に予定されている国民投票で、再開反対案が可決される見通しが強まっているためだ。

政府は上院で審議予定の法案に「国内における候補地の選定、原発建設のプロセスを進めない」との修正を加え、原発再開を事実上断念した。福島第1原発の事故を機にイタリアでも「反原発」の機運が高まっていることが背景。ただ、政府は「原発に関する研究は続ける」(プレスティジャコモ環境相)としている。

イタリアは1986年の旧ソ連のチェルノブイリ原発事故後、国民投票で原発の廃止を決定。既存の原発を90年までに全廃し、新規建設も完全に停止してきた。しかし、不足する電力をフランスなどから購入する状況を改善するため、ベルルスコーニ現政権は原発の再開を狙っていた。

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