2019年1月20日(日)

EU、飛行制限を段階的緩和 「正常化に3、4日」

2010/4/20付
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【ブリュッセル=瀬能繁】アイスランドの噴火に伴う火山灰で大規模な航空便の欠航が起きた問題をめぐり欧州連合(EU)加盟27カ国は19日、運輸相による緊急電話会議を開き、20日から飛行制限を段階的に緩和していくことで合意した。火山噴火で欧州の航空便は15日から欠航が相次いでいたが、ようやく正常化に向け動き出す。

記者会見したカラス欧州委員(運輸担当)は専門家による見解を踏まえ、日本時間20日午後3時から「多くの航空便を再開できる」と述べた。同時に「安全に妥協は許されない」と述べ、飛行制限の再開が遅すぎるとの航空業界の批判に強く反論した。

EU運輸相の合意によると、欧州の飛行区域を3つに分け、アイスランド付近の区域は引き続き飛行を制限する。他の残りの2つの区域のうち、火山灰の影響がほとんどない区域は飛行を全面的に再開し、残りは一部再開に踏み切るという。具体的な区域の区分は不明だ。

英国やフランス、ドイツなど欧州の主要空港で閉鎖を解除、航空便の運航を再開する動きが相次ぐとみられるものの、カラス委員は「航空便の正常化には3、4日かかる」との見通しを明らかにした。大規模な欠航で被害が拡大している航空会社への損害補償については引き続きEU内で協議を続けるという。

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