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スズキ、暴動でインド子会社生産停止 従業員1人死亡

日本人幹部もけが

【ニューデリー=岩城聡】スズキのインド子会社、マルチ・スズキが同国北部ハリヤナ州に持つマネサール工場で18日夜、従業員による暴動が発生した。同社によると、人事担当者のインド人従業員が1人死亡し、少なくとも40人程度が負傷した。工場長クラスの日本人幹部3人も殴られ、うち2人が病院に向かった。いずれも軽傷とみられる。

同工場はマルチ・スズキの主力工場の一つ。小型車「スイフト」などを年65万台生産する能力を持つ。従業員数は3000人規模とみられる。

事件の全容や理由は明らかになっていない。マルチ・スズキによると、18日午後7時ごろ、従業員100人以上が工場の建物に乱入し、事務所に火を付けるなどしたという。製造設備には目立った損傷はない。19日朝時点では平静な状態に戻っているが、生産は停止している。同社の中西真三社長は「できるだけ早い段階での生産再開をしたい」としている。

マルチ・スズキは昨年来、従業員による深刻な労働争議に直面し続けている。今回、暴動があったマネサール工場では昨年6月にも大規模なストが発生。8月には一時的に、会社側が工場を閉鎖する事態となった。

10月に入り、従業員側が就業規則順守の署名に同意した。しかし、停職処分を受けた同僚の復職を求める従業員が再びストを決行した。

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