環太平洋経済協定の加盟検討 CSISシンポで前原氏

2010/10/19付
保存
共有
印刷
その他

講演する前原外相(19日午後、東京・大手町)

講演する前原外相(19日午後、東京・大手町)

前原誠司外相は19日、東京・大手町の日経ホールで開いた日本経済新聞社と米戦略国際問題研究所(CSIS)の共催シンポジウム「安保改定50周年、どうなる日米関係」で講演し、日本として環太平洋戦略的経済パートナーシップ協定(TPP)への加盟を検討していると表明した。

外相はTPP加盟は「高いレベルでの関税自由化を求められる」と述べるとともに「私はTPPに入るべきだと思っている」と語った。

外相はまた「私は東アジア共同体から米国を排除しないという表現を使っていたが、菅直人首相は『共同体に米国を積極的に含めていく』と話している」と語り、アジアの地域連携に米国が積極的に加わっていくべきだとの考えを示した。11月のオバマ米大統領の来日時に、日米の人的交流の拡大で合意したい考えも明らかにした。

前原外相は「日本は環太平洋経済協定に加盟すべき」と表明した(19日)

前原外相は「日本は環太平洋経済協定に加盟すべき」と表明した(19日)

尖閣諸島沖での中国漁船との衝突事件に関しては「東シナ海に領土問題は存在しないし、尖閣諸島の実効支配を続けて行くのは当然だ」と語った。先の日米外相会談で米側が尖閣を明確に日米安全保障条約の適用対象だと認めたことに関しては「勇気づけられた」と述べた。

さらに外相は「可能なら、ベトナムのハノイで今月末に開く東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の会合に合わせて日中外相会談を開き、その場で日中首脳会談も開ければと作業を進めている」とも語った。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]