2019年1月22日(火)

米ボーイング、787型の納入を停止 長期化懸念も

2013/1/19付
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【ニューヨーク=杉本貴司】米ボーイングはトラブルが相次ぐ新鋭中型機「787」に関して、航空会社への新規納入を当面停止する。発火事故の原因とみられるバッテリーなどの安全性が確認できるまで再開しない方針。米運輸省は安全性の確認作業について厳格に臨む方針を示しており、引き渡し停止が長期化する可能性もある。

「(787は)飛行の安全性が1000%確認できるまでは飛ばさない」。米運輸省のラフード長官は18日、記者団に対してこう断言した。発火事故を受けた調査の開始当初は「787は安全」と主張していたが、ボーイングや当局の甘い対応への非難が出始めたことで厳格な態度で臨む姿勢を示した。

ボーイングは米国内での787の生産は続けるものの、米運輸省などによる運航停止命令が解除されるまでは引き渡しを控える。同社は約800機の受注残を抱えているため、年末までに生産台数を月10機に増産する計画に変更はないとしている。ただ、機体の一部設計見直しなどを迫られる可能性は高く、引き渡し再開には時間がかかりそうだ。

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