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BPの原油流出 米政府、油井封鎖を確認

発生から5カ月

【ワシントン=御調昌邦】米政府は19日、米ルイジアナ州沖のメキシコ湾で英BPが起こした原油流出事故について油井を封鎖したと発表した。4月20日の事故発生後、原油封じ込め作業の失敗などが重なって最終的には作業完了まで約5カ月間もかかった。今後も地域住民への補償や自然環境の回復などへの対応が必要で、米政府のエネルギー政策や危機管理にも引き続き大きな影響を与えるとみられる。

米政府の原油流出事故の対応責任者アレン司令官は同日声明を発表し「我々は最終的に油井の閉鎖を公表することができるようになった」と言明した。BPが掘り進めた「リリーフ井」と呼ばれる別の井戸を事故が起きた井戸につなげ、奥深くにセメントを流し込むことで井戸を封鎖した。7月に油井上部に密閉性の高い「ふた」を設置した後、原油流出は基本的に止まっていたが、流出を確実に止めるために封鎖作業を続けてきた。

事故による原油流出量は正確には分からないが、米政府から委託を受けた科学者チームは約490万バレルと試算している。米政府はエネルギー安全保障の観点から、安全性を強化したうえで深海での油田開発を継続していきたい考え。ただ、国民や議会の支持を取り付けるのは容易でなく、オバマ政権は情勢を見極めながら規制強化と開発推進を慎重に進める意向とみられる。

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