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イエメン、非常事態を宣言 デモ隊に治安部隊が発砲

【カイロ=花房良祐】反政府デモが続くイエメンの首都サヌアで18日、サレハ大統領の退陣を求めるデモ隊に治安部隊が発砲し、AFP通信によると、少なくとも41人が死亡し、200人以上が負傷した。約1カ月前にイエメンでデモが始まって以来、1日の死者数としては最多となった。これを受け、サレハ大統領は全土に非常事態宣言を発令した。

デモ参加者らは首都中心部のサヌア大学に近い広場で約1カ月前から座り込みを継続。この日、金曜礼拝を終えて広場に集まったところ、周辺の建物から治安部隊が発砲した。サレハ大統領は犠牲拡大を「残念だ」としたものの、野党勢力は「大統領が計画した虐殺だ」と反発を強めている。

イエメンではチュニジアの政変などを受け、南北イエメン時代を含め30年以上、指導者の地位にあるサレハ大統領の退陣を求めるデモが全土で激化。大統領は挙国一致内閣の樹立や、憲法改正に向けた住民投票の実施を呼びかけたが、反体制派は即時退陣を求める姿勢を崩していなかった。

一方、バーレーンやシリアでも18日、デモがあり、シリアの首都ダマスカスでは30人以上が拘束された。

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