中国副首相が香港訪問を終了

2011/8/18付
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中国の李克強副首相は18日夕、3日間の香港訪問を終えた。香港との新たな経済融合策を公表するなど、政界や経済界を中心に温かく迎えられたが、中国の人権状況の改善を求める一部の香港市民によるデモも発生。ただ、厳しい警備に阻まれ李副首相の目に触れることはなかった。

18日午後、李副首相が除幕式出席で訪れた香港政府の新しいビルの前に集まったデモ隊は約100人。ノーベル平和賞受賞者の劉暁波氏ら活動家の釈放などを求めた。ところが、警察が認めたデモの場所はビルの前の歩道橋上。同日午前の香港大学での李副首相の講演会場でも「入場者を選別している」と一部学生が大学当局に詰め寄る場面もあった。

16日の香港到着時の第一声で「できるだけ多く歩き、多く見て、多く聞き、香港への理解を深め、新たな変化を感じたい」と語っていた李副首相。実際には手厚い警備に守られたまま、香港を後にした。(香港=川瀬憲司)

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