2019年1月24日(木)

米大統領「撃墜ミサイル、親ロ派地域から」 停戦要求

2014/7/19付
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【ワシントン=吉野直也】ウクライナ東部ドネツク州上空でのマレーシア航空旅客機の撃墜を受け、オバマ米大統領は18日、ホワイトハウスで緊急記者会見した。旅客機の撃墜について「ミサイルは親ロシア派支配地域から発射された」と述べ、親ロ派が撃墜した可能性が高いとの見方を示した。そのうえで「ウクライナの紛争当事者は即時停戦を受け入れなければならない」と訴えた。

オバマ氏は「ロシアは親ロシア派に武器を供与し続けている」と語り、ウクライナ危機の長期化の原因はロシアにあるとの考えを表明した。米メディアは地対空ミサイルにより、マレーシアの旅客機が撃墜されたと報じている。

国連安全保障理事会は18日、緊急会合に先立ち関係当事者に国際的な独立調査の受け入れを求め、墜落現場への即時立ち入りを許可するよう要請する声明を発表した。

一方、欧州安保協力機構(OSCE)は18日、真相究明のため特別調査団を派遣することを決め、先遣隊約30人がヘリコプターで現場に入った。墜落現場の一帯を支配下に置く親ロシア派武装勢力とウクライナ政府は同日、国際調査団の立ち入りを認めることで合意。一時停戦に向けた話し合いに入った。

ロシアのプーチン大統領も同日、「ウクライナ危機の早急な正常化が不可欠だ」と強調。ウクライナ東部の即時停戦を訴えた。マレーシアのナジブ首相と電話で協議し、客観的な調査が必要との見方で一致した。

インタファクス通信によるとウクライナ政府の職員が18日、マレーシア機の航路を記録したフライトレコーダーなどを含むブラックボックスを回収した。ウクライナ政府はこれまで約200人の遺体が見つかったと公表。

マレーシア航空旅客機のMH17便(ボーイング777型機)は17日夕、ウクライナ東部ドネツク州上空で撃墜され、乗客・乗員298人全員が死亡した。マレーシア航空は18日、ウクライナ上空で撃墜されたマレーシア航空機の乗客・乗員298人のうち294人の国籍が判明したと述べた。今のところ日本人は含まれていない。

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