中国、大連商取で鉄鉱石先物取引

2013/10/18付
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【大連=森安健】世界一の鉄鉱石消費国の中国は18日、鉄鉱石先物取引を開始した。価格変動リスクを回避し、国際的な価格形成力を強めたい考えだ。大連商品取引所(遼寧省)での上場初日の取引では1693万トン分の鉄鉱石が売買された。

大連商取によると鉄鉱石の現物価格は昨年、いったん40%下落した後、75%跳ね上がった。中国の鉄鋼メーカーにとっては価格急変を回避する手段となるが、外国人の取引参加は制限されているため国際市場に与える影響は限定的だとの見方もある。満期日に現物引き渡しを伴う鉄鉱石先物は初めて。

取引開始の式典には英豪リオ・ティント、豪英BHPビリトンなど資源メジャーの担当者も臨席。リオのマクレアリ鉄鉱石ポートフォリオ発展部長は取材に応じ「乱高下を回避するツールで、中国の製鋼所はビジネスがしやすくなるだろう」と語った。

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