ローソン、インドネシアに1万店 10年以内目標に
最大手めざす

2011/12/19付
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【ジャカルタ=野沢康二】ローソンの新浪剛史社長は、今年進出したばかりのインドネシアで今後10年以内に1万店を目標に出店を加速する方針を明らかにした。当面は毎月10店程度をオープンし、その後出店数を増やして同国最大のコンビニエンスストア・チェーンになることを目指す。高い経済成長と主要な顧客層である若年人口の多さから、新浪社長は「10年後にはアジアで一番成長が高い市場になる」と述べ、日本に並ぶ店舗網の実現が可能だと強調した。

ローソンはジャカルタ南部に7月、インドネシア1号店をオープンして以来、ジャカルタ首都圏に7号店まで開店済みで、年内に10店まで拡大する。当面は提携先である小売り大手アルファグループの直営店だけで首都圏を中心に毎年100店以上増やす。3年後にも個人商店などに対するフランチャイズ形式を取り入れ、出店ペースを一気に速める方針だ。

現地にはセブンイレブンが2009年から40店強を開業し、10年で1千店の展開を計画する。ローソンは、人口が世界4位の2億3千万人と巨大で、中間所得層が膨張していることに加え、30歳未満の人口が6割を占めていることなどから1万店でも十分実現できると判断した。

品ぞろえでは、おにぎりやおでん、モチを使ったデザートなどを主力商品に据え「日本のコンビニ」のイメージを前面に押し出す。新浪社長は「日本の食べ物を食べたいならローソンに行くというイメージになるようにしたい」と語った。

インドネシアでは、コンビニと雑貨店、スーパーマーケットを合わせたような主婦層を主な顧客層にする「ミニマーケット」という小型店が発達。「アルファマート」などを展開するアルファグループと「インドマルト」の地場2グループがそれぞれ5千店強を持つ。

アルファはローソンを若い中間層向けの主力店と位置付け、今後ローソンとアルファマートの物流を統合することも検討する。ローソンはインドネシアのほか、中国にも展開しており、インドへの進出も検討している。

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