米首席補佐官にマクドノー氏 43歳、外交の専門家

2013/1/18付
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【ワシントン=中山真】オバマ米大統領は17日、次期財務長官に指名されたルー首席補佐官の後任にデニス・マクドノー次席補佐官(国家安全保障担当、43)を昇格させる人事を固めた。マクドノー氏は2008年大統領選でもオバマ氏の外交顧問を務めるなど、外交・安全保障を専門とする大統領側近の一人。首席補佐官として内政・外交にわたる幅広い政策を統括する。

次期首席補佐官は、2月の連邦債務上限の引き上げ交渉など議会側との調整が当面の最大の課題。ルー氏と同様に議会スタッフ出身で議会対策に強いとの見方がある一方、外交・安全保障畑を専門とするマクドノー氏の手腕を不安視する声もある。

首席補佐官は閣僚級のポストで、ホワイトハウスの組織運営全般や大統領の日程、議会との折衝など幅広い職務を担う。すべての情報などが集まることなどから、大統領の「ゲートキーパー(門番)」とも呼ばれる。バイデン副大統領の前首席補佐官のロン・クライン氏も有力とされていたが、ルー氏に続きオバマ氏側近の起用となった。

オバマ政権では初代のエマニュエル現シカゴ市長からラウス大統領顧問、デーリー元商務長官を経てルー氏が4人目の首席補佐官で、マクドノー氏は異例の5人目。マクドノー氏は、ダッシュル上院民主党院内総務の外交担当補佐官などを経て08年からホワイトハウス入りし、国際テロ組織アルカイダ指導者のビンラディン容疑者殺害作戦の遂行にも深く関わった。

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