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マカオ、人民元の利用広がる 1年で預金3倍強

【香港=川瀬憲司】マカオで人民元の利用が広がっている。昨年1年間で人民元の預金残高は約3倍に、マカオで発行した人民元決済のクレジットカードの発行枚数は約2倍となった。2011年は中国本土からの来訪者が前の年に比べ22%増の1616万人強と人口の30倍近くに達したマカオで人民元が影響力を一段と高めている。

マカオ金融管理局(AMCM)によると、11年末の人民元預金の残高は417億4986万元(約5200億円)。人民元の上昇期待が以前に比べて弱まったことなどから月次ではやや減少しているが、10年末比で3.1倍、09年末比では21.7倍と急増した。

マカオの通貨パタカは香港ドルと連動しているため、実質的に米ドルと同じ値動き。対人民元では下落傾向が続いているうえ、中国本土からの来訪者が持ち込む人民元の急増などを背景に、人民元の流通量が大きく伸びているようだ。

人民元建てのクレジットカードも昨年末で6万1926枚(パタカとの両通貨建てカードを含む)と10年末の2.1倍に増えた。11%増だった香港ドルのクレジットカードの発行枚数6万6774枚に急接近した。

カジノをけん引役に8四半期連続で2桁成長する空前の好景気を反映し、11年10~12月期のクレジットカードの利用総額も27億9954万パタカ(約279億円)と前年同期比12.7%増えた。

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