ウクライナ軍機を撃墜 「ロシア機から攻撃」ロシアは否定

2014/7/18付
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【キエフ=共同】ウクライナ国家安全保障国防会議は17日、ロシア軍機が16日にウクライナ領空を飛行していた同国軍の戦闘機スホイ25を「ミサイル攻撃」で撃墜したと発表した。ミサイルはロシア領空から発射されたという。

ウクライナ国防省はスホイ25の後部が撃たれたとし「国境付近をパトロールしていたロシア軍機がおそらく、空対空ミサイルで攻撃」したとウェブサイトで発表した。

ウクライナ東部では今春以降、政権部隊と親ロシア派武装勢力の戦闘が継続。国家安全保障国防会議の発表が事実なら、ロシア軍機のウクライナに対する初の直接攻撃となり、ロシアと、ウクライナや欧米との緊張が一層激化する恐れがある。

しかし、ロイター通信などによると、ロシアのチュルキン国連大使は撃墜を否定。ロシア国防省当局者もウクライナ側の発表を「ばかげたことだ」と全面否定した。

国家安全保障国防会議の報道官は17日の記者会見で「16日午後7時ごろ、ロシア領空のロシア機が、ウクライナ領空のスホイ25にミサイルを発射した」と述べた。操縦士は脱出して無事だった。

一方、ロシア通信によると、ウクライナ東部の親ロシア派勢力は16日に2機のスホイ25を撃墜したと主張している。

報道官は、ロシア軍とみられる人員が国境を越えウクライナ東部に増員されているとも語った。

同国東部上空では14日にも上空6千メートル超を飛行していた軍用輸送機が撃墜され、ロシアの高性能な地対空ミサイルが使用されたとみられていた。

ウクライナのメディアによると、東部ルガンスク州の親ロ派勢力は17日、ロシア製の多連装地対地ミサイルで州都ルガンスクに近い空港に猛攻を加えた。同空港はロシアから空路、兵器や軍需物資を補給できる戦略拠点で、親ロ派が奪還を目指している。

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