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中国漁船1000隻、18日にも尖閣海域に到着

(更新)

【北京=森安健】中国の反日デモが18日、大きなヤマ場を迎える。満州事変の発端となった「9.18」に合わせて全国各地で大規模デモが呼びかけられている。混乱を警戒する日本大使館は同日の窓口業務を休止する。17日には多数の中国漁船が沖縄・尖閣諸島のある東シナ海に向け出航。尖閣の海域で海上保安庁の巡視船と接触する事態も想定され、日中関係はさらに緊張しそうだ。

中国東海岸の浙江省や福建省で待機していた約1万隻の漁船が17日、東シナ海の禁漁期間終了を受けて次々と出航し始めた。中国国営ラジオの中央人民放送(電子版)によると、このうち約1000隻は尖閣諸島の海域に向かった。国営の中央テレビは18日にも同海域に到着すると伝えた。

中国の政府機関に属する公船と比べ、一般漁民が乗る漁船は政府の統制が利きにくい。「海上保安庁の巡視船と、漁船を守るために中国が派遣する監視船の衝突で負傷者が出れば、情勢は一気に緊迫する」(小谷哲男・日本国際問題研究所研究員)との見方も出ている。

17日には北京の日本大使館前で7日連続となるデモが発生したが、大きな混乱はなかった。18日のデモの規模は分からないが、大使館は「過激な抗議行動となる可能性がある」として今回のデモ発生以来、初めて査証(ビザ)発給業務など窓口業務を休止する。

日本の小売業では18日に営業を取りやめる動きが広がっている。セブン&アイ・ホールディングスは北京や成都にある大型小売店イトーヨーカドーやコンビニエンスストアのセブン・イレブンなどグループのすべての店舗を臨時休業する。

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