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エジプト、礼拝施設で銃撃戦 事態収拾めど立たず

【カイロ=押野真也】エジプトでは17日もイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」と治安部隊との衝突が続いた。カイロでは、中心部のイスラム教礼拝施設(モスク)に同胞団支持者が立てこもり、治安部隊と激しい銃撃戦を繰り広げた末に排除された。両者の対立は先鋭化しており、事態収拾のめどは立っていない。

カイロでは17日午前から治安部隊が中心部にある「ファタハ・モスク」を包囲。同胞団支持者とみられる数人がモスクの象徴である尖塔(せんとう)の上部に移動し、地上にいる治安部隊との間で激しい銃撃戦を展開した。同日夕方に治安部隊が強硬突入を図り、同モスクを制圧した。

暫定政府は16日以降、1000人以上の同胞団関係者を逮捕したほか、同胞団解散を検討するなど、同胞団への締め付けを強化している。AP通信は17日、エジプト治安当局が国際テロ組織アルカイダの指導者、アイマン・ザワヒリ容疑者の弟ムハンマド・ザワヒリ氏を拘束したと報道した。

同氏は同胞団との関係が深かったとされる。政権側は同胞団支持者らを「テロリスト」と呼んで批判しており、同氏を拘束することで、同胞団とアルカイダとの関連を印象付ける狙いがありそうだ。同胞団側は焦燥感を募らせており、より過激な抗議活動を展開し、治安部隊との衝突が続く懸念が高まっている。

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