2019年2月19日(火)

エジプト衝突激化 同胞団関係者1000人超逮捕

2013/8/17付
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【カイロ=押野真也】エジプトでは17日もイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」と治安部隊との衝突が続いた。首都カイロでは、中心部にあるイスラム教礼拝施設(モスク)に同胞団支持者が立てこもり、治安部隊との間で激しい銃撃戦となった。両者の対立は先鋭化しており、事態収拾のめどは立っていない。

カイロでは17日午前中から治安部隊が中心部にある「ファタハ・モスク」を包囲し、立てこもる数百人の同胞団支持者らに投降を呼び掛けた。その後、治安部隊は強制的にモスク内に立ち入り、小競り合いが生じた。

同胞団支持者とみられる数人はモスクの象徴である尖塔(せんとう)の上部に移動。包囲する治安部隊との間で激しい銃撃戦が展開された。支持者らは治安部隊だけでなく、治安部隊とともに周囲を取り囲んだ反同胞団の住民らに向けても発砲した。

エジプト暫定政府は16日以降、1000人以上の同胞団関係者を逮捕したほか、同胞団の解体を検討するなど、同胞団への締め付けを強化している。同胞団側は焦燥感を強めており、軍と暫定政権に対する抗議活動が過激化している。

同胞団は17日以降もデモを継続するよう支持者らに呼び掛けた。内務省は治安部隊や政府施設に対する攻撃には実弾使用を許可しており、今後も犠牲者の数は増えることが予想されている。

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