2019年6月26日(水)

中国準大手の招商銀、不良債権28%増 2400億円に

2013/8/17付
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【香港=川瀬憲司】中国の準大手銀行、招商銀行の不良債権額が急増している。同行が16日発表した2013年1~6月期決算によると、6月末の残高は149億2500万元(約2400億円)と昨年末から28%増えた。同行は香港に上場する中国の主要銀行の先頭を切って中間決算を発表したが、中国の景気減速で懸念されていた銀行の不良債権が大幅に増えていることを示した。

同行によると、不良債権の増加が顕著なのが、民営企業の多い浙江省を含む「揚子江デルタ」と、輸出型の製造業が盛んな広東・福建の両省を中心とする「珠江デルタと台湾海峡西側」。両地域ともに不良債権残高が3割強伸び、全体に占める比率も5割を超えた。不良債権比率も0.71%と0.10ポイント上昇した。

中国の金融システムの不透明さを示す「影の銀行(シャドーバンキング)」問題の中心である高利回りの「理財商品」の販売総額は6496億元と前年同期比13.9%増えた。これによる同行の実入りを示す販売収入は6億3700万元と2.8倍に膨らんだ。

1~6月期決算の業務粗利益は641億8600万元、純利益は262億7100万元といずれも前年同期比12%増だった。

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