アップル、「iPhone5c」発注削減を台湾企業に伝達

2013/10/17付
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米アップルはこのほど、9月に発売した割安版のスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)5c」の2013年10~12月期の発注を削減すると台湾の受託生産会社に伝えた。複数の台湾メディアが報じた。5cの売れ行きが予想を下回っているためとみられる。日本勢も含めたアップルの取引先に影響が及ぶ可能性もある。

発注削減を伝えられたのは、電子機器の受託製造サービス(EMS)大手の和碩聯合科技(ペガトロン)と、鴻海(ホンハイ)精密工業。ペガトロンは10~12月期の発注を予定よりも約2割、鴻海は約3分の1をそれぞれ減らされたという。

市場の予測では、5cの生産は3分の2をペガトロン、残りの3分の1を鴻海が手掛けている。鴻海はアップルの発注削減を受け、工場の従業員の追加募集を取りやめたとの見方もある。

5cは5色から選べるほか、上位モデルの5sより価格をやや抑えたのが特徴。新興国攻略の切り札になるとみられていたが、一番安い機種でも米国での本体価格が549ドル(約5万4000円)と「予想より高額」との指摘が多く、足元では販売苦戦が伝えられている。(台北=山下和成)

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