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習主席、「主権防衛」を軍に指示 全人代が閉幕

【北京=島田学】中国の第12期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)第1回会議は17日、今年の政府活動報告などを採択して閉幕した。習近平国家主席は閉幕式で演説し、軍に対し「戦争に打ち勝てる強軍にするとの目標に基づき、国家主権や安全、発展がもたらす利益を断固守り抜かねばならない」と指示。軍を強化し、周辺国との領土問題では妥協しないとの姿勢を鮮明にした。

習氏が国家主席就任後、演説するのは初めて。沖縄県の尖閣諸島を巡る日本との対立や、南シナ海を巡るベトナムなどとの摩擦を念頭に置いた発言とみられる。一方で「我々は終始変わらず平和発展の道を歩み、国際的な責任と義務を履行する」とも語った。

経済政策では「発展こそ絶対の道理だとの戦略思想を堅持する」とし、改革開放を深化させると強調した。同時に貧富の格差縮小を目指す「『共同富裕』の方向へ着実に前進する」と述べた。

演説では「中華民族の偉大な復興は中国の夢だ」と何度も力説。愛国主義に訴え、共産党の下で国民の団結を呼びかける場面が目立った。党や政府への不満がまん延していることへの懸念を浮き彫りにした格好だ。

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