2019年7月16日(火)

中国東北部初の原発、試運転始める 市民ら抗議

2013/2/17付
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【大連=進藤英樹】中国東北部で初の原子力発電所「紅沿河原子力発電所」が17日、遼寧省大連市で試運転を始めた。新原発は市の中心部から北110キロメートルの瓦房店地区に位置する。中国では北朝鮮の核実験を受けて市民の放射性物質への関心が高まっている。北朝鮮と国境を接する同省では、核実験への抗議活動が起きたとの情報もあり、原発の試運転は市民の不安心理を高める可能性もある。

国営通信の新華社によると、2007年着工で、15年まで原発4基を、16年までにさらに2基を建設する計画。1号機は12年に稼働する予定だったが、ずれ込んだ。

建設中に起きた東京電力福島第1原子力発電所の事故を受け、紅沿河原発も周辺に放射性物質のモニタリング拠点を設けたとされる。

中国では現在、インターネットなどで北朝鮮の核実験による環境汚染を懸念する情報が広がっている。中国政府も懸念解消を狙い、急きょ中朝国境沿いの都市の放射性物質の観測数値の発表を始めた。

一方、市民による北朝鮮への抗議活動も発生。16日には広東省広州市でデモが起きたほか、ネット上では遼寧省瀋陽市でも発生したとの情報が飛び交っている。

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