2019年9月23日(月)

韓国新政権が全閣僚内定 専門家の登用目立つ

2013/2/17 20:40
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韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)次期大統領は17日、新政権の閣僚11人を内定し、閣僚候補が出そろった。経済副首相兼企画財政相に元世界銀行エコノミストの玄●錫(●は日へんに午、ヒョン・オソク、62)氏、未来創造科学相には金鍾勲(キム・ジョンフン、52)米ベル研究所社長を充てる。経済活性化など課題が山積するなか、専門家の登用が目立つ。

経済副首相は李明博(イ・ミョンバク)政権が廃止したが、復活させるポストだ。玄氏は財政経済省(現企画財政省)出身で、現在は政府系シンクタンクの韓国開発研究院の院長を務める。中小企業の振興や内需の拡大などを通じ、経済の大企業への依存度を下げる政策の総括役を担う。

未来創造科学省は新産業を育成するために新設する官庁だ。韓国メディアによると、金氏は10歳代で渡米。苦学の末に設立したベンチャー企業を当時のルーセント・テクノロジーズが10億ドル(約930億円)で買収したという立志伝中の人物だ。

ただ、野党は同氏が米国籍を取得していた点を問題視しているとの報道もあり、議論を呼ぶ可能性もある。

統一相に内定した柳吉在(リュ・ギルジェ、54)北韓大学院大学教授は、北朝鮮との信頼構築を重視する朴氏の政策立案に深くかかわってきたとされる。雇用労働相には房河男(バン・ハナム、55)韓国労働研究院選任研究委員を指名した。老齢年金の拡充など福祉の充実に取り組む。

閣僚候補は国会同意を経て正式に決まる。ただ、未来創造科学省の新設など省庁再編の根拠となる法改正案はまだ成立していない。野党は法案成立前の閣僚候補発表に「国会軽視だ」と反発しており、多くの新閣僚の就任は25日の大統領就任式以後になる見通しだ。(ソウル=小倉健太郎)

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