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ボストンの爆発、米高官「明らかなテロ」 主要都市厳戒

死者3人、負傷者は140人超の情報

(更新)
ボストン・マラソンのゴール付近で起きた爆発の瞬間。観客やランナーが巻き込まれた(15日)

ボストン・マラソンのゴール付近で起きた爆発の瞬間。観客やランナーが巻き込まれた(15日)

【ニューヨーク=原真子】米東部マサチューセッツ州ボストンで開かれたボストン・マラソンのゴール付近で15日午後2時50分(日本時間16日午前3時50分)ごろ、2回の大きな爆発が起きた。ボストンの警察当局は8歳の男児を含む3人の死亡を確認。米メディアによると、140人を超える負傷者が出ている。米政府高官は「複数の爆発物による明らかなテロ行為」と言明。オバマ大統領は事件の解明と警戒強化を指示した。

負傷者のうち17人が重体という。米本土でテロ事件の犠牲者が出るのは、2001年の米同時テロ以来。オバマ大統領は15日夕の声明で「犯人を見つけ出し、必ず正義の裁きを受けさせる」と述べ、テロ事件だとの見方を示した。

爆発が起きたのは、トップ選手がスタートした約4時間後。2つの爆発は数十メートル離れた場所で約10秒の間隔を置いて発生した。米テレビは、コースのすぐ横で火柱が上がり、白煙の中で人々が逃げ惑う映像を伝えた。

現時点で実行犯の特定に結びつく犯行声明はないが、現場付近では爆発物の破片とみられる物体が見つかっている。当局は何者かが市民の密集する場所を狙って爆弾を爆発させた疑いがあるとの見方を強めている。

今年のボストン・マラソンには約2万3000人が参加したとみられ、爆発が起きた時には約4500人の市民ランナーがゴールに向かっていた。ゴール付近は仮設の観客席も設置されており、けが人には観客、ボランティアなども含まれるとみられる。日本人の参加者もいたが、在ボストン総領事館によると現在、日本人の負傷者がいるとの情報はなく、引き続き安否を確認しているという。

ゴール付近の爆発で現場は騒然。「犯人に正義の裁きを受けさせる」とオバマ大統領(15日)

ゴール付近の爆発で現場は騒然。「犯人に正義の裁きを受けさせる」とオバマ大統領(15日)

爆発事件を受け、米連邦航空局(FAA)は、ボストン上空を一時的に飛行禁止区域とした。ニューヨーク、ワシントン、ロサンゼルスなど全米各地でも警戒態勢が強化された。大統領警護隊(シークレットサービス)もホワイトハウス周辺の一部道路を閉鎖した。21日にマラソンを主催する英ロンドン市では警備態勢の見直しに着手した。

ニューヨークのブルームバーグ市長は警備レベルを上げ、約1000人の同市警察官を反テロ活動部隊に任命してパトロールを強化。15日夜、市内で行われたプロバスケットボールの試合などでは、入場者の荷物チェックを徹底。16日にボストンで開催予定だったプロスポーツの試合は延期になった。

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