初の「金正日銅像」公開 後継作業の一環か

2010/7/16付
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韓国の北朝鮮向け民間ラジオ局「開かれた北韓放送」は16日、北朝鮮内にある金正日総書記の銅像写真を公開した。北朝鮮に金日成主席の銅像は多数あるが、金総書記の銅像は確認されていない。過去に金総書記は父である金日成主席の銅像建立を推進し忠誠心を示しており、金総書記の銅像は後継作業の一環として3男ジョンウン氏ら後継候補が主導し建てた可能性もある。

北朝鮮内で初めて確認された金正日総書記の銅像(中)

北朝鮮内で初めて確認された金正日総書記の銅像(中)

北韓放送が入手した写真は人民武力省の機関紙「朝鮮人民軍」が「革命史跡館の銅像の除幕式」として5月11日付で報じた。「白頭山三大将軍」と称する金日成主席、母の金正淑(キム・ジョンスク)氏と金総書記の軍服姿の銅像が並ぶ。

今まで金総書記は父母の銅像を積極的に建てる一方で「首領は金主席だけ」として自身の銅像建設を禁じたといわれる。同報道は専門家の話として「後継体制の構築とともに金正日時代が残り少なくなり、金総書記が歴史上の人物になっていることを示唆するもの」との見方を紹介した。(ソウル=山口真典)

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