2019年6月19日(水)

イラク駐留米軍が任務終了の式典 完全撤退へ

2011/12/15付
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【バグダッド=共同】イラク駐留米軍は15日、オバマ大統領のイラク戦争「終戦宣言」を受け、首都バグダッドの国際空港で任務終了の式典を行った。米軍は数日以内にイラクから完全撤退する見通し。

予告なしでバグダッド入りしたパネッタ国防長官は式典での演説で「イラクはフセイン政権の圧政から解放され、独立と自由を獲得した。米イラク双方の多大な犠牲は無駄にならない」と戦争の成果を強調。イラクに対する国外からの脅威に対処するなど、米国が今後も安全保障に協力すると約束した。

式典には米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長らも出席。兵士が駐留部隊の旗を巻いて撤収した。

AP通信によると、現在イラク国内に残っている部隊は約4千人で、基地は2カ所。基地も近く撤去され、部隊はクウェート経由の陸路か空路で帰国の途に就く。ただ、クウェートには少なくとも4千人の部隊が数カ月間駐留を続け、イラクでの不測の事態に備える。

2003年のイラク戦争開戦後、イラクには最大17万人規模の米軍が約500カ所の基地に駐留。米軍は09年に都市部から撤退し、昨年8月には戦闘部隊が全土から撤退。イラク軍の訓練や作戦の支援などを行う非戦闘部隊が、ことし12月末を期限として駐留を続けていた。

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