ロシア外務省、北方4島の主権「疑義受け入れず」

2013/1/15付
保存
共有
印刷
その他

【モスクワ=共同】北方領土問題をめぐり菅義偉官房長官が「4島の(日本)帰属が確認されれば、実際の返還の時期は柔軟に対応していく」と述べたことに対し、ロシア外務省のザハロワ情報局次長は14日、官房長官発言はよく知られた日本の公式見解だとしつつも、4島に対するロシアの主権への疑義は「受け入れられない」と強調した。

メディアの質問への回答として発表した。ザハロワ氏は、事実上の安倍晋三首相特使として訪ロ予定の森喜朗元首相が「3島返還」で決着を図ることも選択肢だとの認識を示したことなども念頭に、1956年の日ソ共同宣言がうたう「平和条約締結後の色丹島、歯舞群島の2島引き渡し」以上を求める日本側の姿勢をけん制した。

ザハロワ氏は、4島は第2次大戦の結果、合法的にロシア領になったとした上で「あらゆる分野での両国関係の発展」が平和条約締結には欠かせないとするロシアの従来の見解をあらためて示した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]