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中国最大の国有送電会社、香港電力大手に資本参加

【香港=川瀬憲司】香港の大手電力会社、電能実業は15日、香港で電力事業を展開する全額出資の香港電灯を今月29日に上場させると発表した。電能実業は上場後も最大で49.9%を保有する筆頭株主の地位を保つ一方、中国国有の送電最大手、中国国家電網から18%の出資を受け入れ、第2位株主になることを明らかにした。

香港電灯は事業信託と呼ばれる方式を使って香港で上場し、「港灯電力投資」の名称で取引される。上場後の追加発行分を除き、市場から最大で279億香港ドル(約3770億円)を調達する予定だ。中国国家電網とともに、オマーン政府傘下のオマーン投資ファンド(OIF)も0.7~0.8%を出資する。

香港電灯の霍建寧主席は15日の記者会見で、中国国家電網が全額出資する国網国際が主要株主になることについて「彼らは我々を信用しており、今回の上場における一服の強心剤と思っている。非常によいことだ」と述べた。事業提携の可能性などは「まだ特に何も話はしていない。よい関係になることを希望している」とかわした。

香港では電力事業を地域に分けて2社が独占しており、香港電灯はそのうちの1社。それを傘下に持つ電能実業は「香港の超人」と称される李嘉誠氏が経営する企業集団の中核企業の一つだ。

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