2019年2月19日(火)

習近平氏が2週間ぶり姿 新華社報道、写真も配信

2012/9/15付
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【北京=大越匡洋】中国の次期国家主席に内定している習近平国家副主席が15日午前、北京市内の中国農業大学で開かれた行事に出席し、約2週間ぶりに公の場に姿を見せた。中国国営の新華社が伝えた。習氏は9月1日に自らが校長を務める共産党中央党校の行事に出席したが、その後、消息が途絶え、健康不安説が取り沙汰されていた。

北京の中国農業大学で行われた行事に出席した習近平国家副主席(手前右、15日)=共同

北京の中国農業大学で行われた行事に出席した習近平国家副主席(手前右、15日)=共同

習氏の動静を巡っては、今月5日にクリントン米国務長官ら海外要人との会談をキャンセルしたことで異変が発覚。胡錦濤氏に代わって党トップの総書記に就く今秋の共産党大会を控え、国内外で負傷説や病気説など様々な臆測が広がった。

新華社は15日、大学構内を歩く習氏の写真も配信。写真からは特段変わった様子はうかがえず、今回、習氏の動向を伝えることで、次期トップの健康不安説を打ち消す狙いがあるとみられる。ただ、長期にわたって姿を見せなかった理由など詳細は報じていない。

最高指導部である政治局常務委員を刷新する党大会を前に、共産党では人事を巡る権力闘争が熱を帯びている。

15日は日本政府が沖縄県・尖閣諸島を国有化したことで中国各地で大規模なデモが起きているが、胡氏は次期指導部への影響力を残すためにも、対日政策で「弱腰」は見せられない。当局がデモを容認するかどうかも、権力闘争の駆け引きの道具として使われている側面がある。

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