オランダ政府に賠償命令 インドネシアの虐殺で

2011/9/15付
保存
共有
印刷
その他

オランダ・ハーグの裁判所は14日、オランダ軍が1947年にインドネシアの村で起こした虐殺事件について、オランダの非を認め、犠牲者の遺族に賠償金を支払うよう政府に命じる判決を言い渡した。

オランダ政府は虐殺の事実は認め、遺憾の意を表明しているが、賠償については時効だとして拒否していた。

欧州メディアによると、判決は「オランダ国家は虐殺という過ちを犯した。時効を理由に賠償を拒否するのは受け入れられない」と批判した。

原告側弁護士は、今後は賠償金額を詰める作業に入るとしている。

虐殺事件は47年12月、ジャワ島西部のラワジード村で起き、オランダ軍が住民ら多数を殺害した。犠牲者の遺族らは2008年にオランダ政府を相手取り賠償請求訴訟を起こしていた。

インドネシアは45年8月に独立を宣言したが、旧宗主国のオランダはこれを無視して軍事侵攻、各地での戦闘で多くの犠牲者が出た。(ブリュッセル=共同)

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]