イタリア大統領、新首相指名へ協議開始

2014/2/15付
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【ジュネーブ=原克彦】イタリアのナポリターノ大統領は14日、レッタ首相が辞任したことを受け、次期首相の指名に向け上下院の議長や各政党との協議を始めた。議会最大勢力である中道左派・民主党のレンツィ書記長(党首)を指名するのはほぼ確実。新政権が発足するまでの期間を最小限に抑えるため、15日中には協議を終える意向だ。

連立与党では民主党や中道派の小党がレンツィ政権の発足に賛成する方針だが、ベルルスコーニ元首相の政党から分離した「新たな中道右派」は態度を保留している。下院とほぼ同等の権限を持つ上院では連立与党がわずかに過半数を超える状態のため、新中道右派の姿勢がカギを握るとみられている。

イタリアでは大統領が首相を指名するのと同時に組閣を指示。内閣は首相が大統領に閣僚名簿を提出した後の宣誓式で成立するが、10日以内に上院と下院でそれぞれ信任を得なければ、実質的な権限を持てない。このため、新内閣が議会で信任を得られるよう大統領が各政党と事前に協議する。

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