2019年1月24日(木)

ブラジル高速鉄道、13年8月に入札 日本連合も応札是非を検討

2012/12/14付
保存
共有
印刷
その他

【サンパウロ=宮本英威】ブラジル政府は13日、リオデジャネイロ―サンパウロ近郊間で計画する同国初の高速鉄道の正式な事業計画を公表した。運営事業者を選ぶ入札は2013年8月13日に応募を受け付け、同年9月19日に結果を公表する。

同鉄道を巡っては、昨年7月に建設と運営の両方を1度に決める入札を実施したが、応札者はなく不調に終わった経緯がある。事業計画の再公表を受け、新幹線方式を掲げる日本連合は応札が可能かどうかについて具体的に検討に入る。

全長511キロメートルで、開業は20年を目指している。運営会社を選ぶ入札での最低価格は270億レアル(約1兆800億円)程度となりそうだ。運営会社が施設使用料として政府に支払う金額は列車が1キロメートル走るごとに70.31レアルと、8月の素案(66.12レアル)より上がった。

素案では応札には10年以上の高速鉄道の運営経験を求めていたが、5年以上に短縮された。04年に高速鉄道を開業した韓国鉄道公社も要件を満たすことになる。

日本連合は三井物産が中心で、日立製作所、三菱重工業、東芝、JRグループなどで構成する見通し。日本の他にドイツ、フランス、スペイン、韓国が参加を検討しているもようだ。

昨年までの計画と大きく変わったのは、設備の建設・保有と鉄道運営を分ける方式をとった点だ。まずは運営会社を決める入札を実施し、その後に設備建設を決める入札を別途行う。

ブラジル政府は昨年7月の入札が不調に終わった後、事業計画を練り直していた。今年8月に同計画の素案を公表したが、公聴会で出た意見の反映などに時間がかかり、正式な計画の公表予定は何度も延期されていた。

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報