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南米最大のスラム地区、ブラジル当局が麻薬組織追放

【サンパウロ=檀上誠】ブラジル治安当局は13日未明(日本時間同日午後)、麻薬組織が実効支配していたリオデジャネイロ市南部の「ロシーニャ」地区の制圧作戦を行った。作戦は約2時間で終わった。ロシーニャには約10万人が住み、「南米最大のスラム」とされる。2016年の五輪開催などを控える同市では、当局が点在する不法占拠地区からの麻薬組織の追放を続けており、13日の作戦は一つの節目と位置付けられていた。

制圧は警察の特殊部隊が軍の支援を受けて実行。装甲車が投入され、周辺で飛行禁止区域が設定される大がかりな作戦だった。ただ、事前に通知されていたことや、ロシーニャを支配していた組織のトップが10日に逮捕されていたことから、抵抗はなかった。

不法占拠地区は地方などから流入した住民が形成した貧民街。麻薬組織が支配している例が多い。近年は住民の所得が上向き、ロシーニャには銀行の支店や流通大手の店舗も進出している。

当局は地区からの組織追放を進め、これまでに18カ所に警察官の常駐拠点を設けている。14年までに40カ所に拠点を設ける計画。ただ、拠点を失った組織の他地区への進出も課題となっている。

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