2018年7月23日(月)

ギリシャ融資再開を正式承認 ユーロ圏財務相会合

2012/12/13付
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 ユーロ圏財務相会合は13日、財政難に苦しむギリシャに対し、来年3月末までに計491億ユーロ(約5兆3千億円)を融資することを正式に承認した。このうち343億ユーロの融資を数日内に実行し、ギリシャは資金繰りの窮地から脱する。今後はギリシャが財政赤字や債務残高を計画通りに減らすことができるかが焦点になる。

 ユンケル議長(ルクセンブルク首相)は会合後の記者会見で「難しい作業だったが、支援プログラムは健全な状況に戻った」と述べた。ドイツのショイブレ財務相も「ギリシャは頑張った」と評価した。

 ユーロ圏は11月下旬に融資を再開する方針を決めていたが、ギリシャによる自国国債の買い戻しや各国議会の手続きなどを見極める必要があった。ギリシャの国債買い戻しが事前予想よりも大きな規模となったことから、融資の金額も当初よりも膨らんだ。融資は欧州金融安定基金(EFSF)から実施される。

 ギリシャは数日内に受け取る資金を国債買い戻しや銀行への資本注入、政府予算に利用する。

 財務相会合はキプロス支援問題も議論。ユンケル議長はキプロスの改革姿勢などを評価したうえで、支援の決定は1月中旬になるとの見方を示した。(ブリュッセル=御調昌邦)

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