アップル、iPhone5発表 画面大きく薄型に

2012/9/13付
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【シリコンバレー=岡田信行】米アップルは12日、新型のスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)「iPhone(アイフォーン)5」を発表した。スマホ画面大型化の流れに合わせて、現行機よりも本体を縦長にし、一回り大きな4型の液晶画面を搭載した。最新の半導体チップや高性能ディスプレーパネルを使い20%軽く、18%薄くした。日米など9カ国・地域で21日に発売する。

スマホの新型機の発売は2011年10月の「4S」以来。「5」は最新の高精細薄型液晶パネルや独自開発の半導体チップ「A6」を採用。厚さを7.6ミリメートル、重さを112グラムに抑えた。高速携帯電話サービス「LTE」にも対応する。

21日に米国や日本、香港、シンガポールなど計9カ国・地域で売り出す。予約は14日からで、日本ではソフトバンクモバイルとKDDIが受け付ける。米国では2年契約を前提に記憶容量16ギガ(ギガは10億)バイトの機種を199ドルで販売する。

28日にはさらに22カ国を加え、年内に販売地域を100カ国・地域に広げ、240社の携帯電話ネットワークに対応する計画。スマホ市場で覇権を争う米グーグルが開発した携帯端末用OS(基本ソフト)「アンドロイド」を搭載する韓国サムスン電子などのスマホに対抗する。

ただ、今回の「iPhone5」に盛り込まれた機能は、今年6月に新OS(基本ソフト)を発表した際に公開されたものがほとんど。発売1カ月で1000万台以上売るヒットになるとの見方がある一方、意外感に乏しい発表内容を受けて、12日の米株式市場でアップル株の値上がり幅は前日終値比1%強に留まった。

「4S」の販売が始まった11年10~12月期は、アイフォーン全体の販売が3700万台を超えた。アイフォーンはアップルの売上高の約半分を占める主力商品で、「5」の売れ行きが今後の業績を左右する。

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